必要な条件
旅行会社がツアーを企画して募集した旅行(募集型企画旅行)やオーダーメイド型旅行(受注方企画旅行)に添乗するためには、次の条件を満たしていなければなりません。
- (イ)国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する旅程管理研修の修了者(合格者)であること。
- (ロ)旅行業法で定めた一定の添乗実務を経験していること。
この条件を満たしている者には「旅程管理業務を行う主任者証」が発行されます。
資格の種類
- 国内旅程管理主任者(国内のみ添乗可)
- 総合旅程管理主任者(国内・海外とも添乗可)
旅程管理研修の内容
国内旅程管理指定研修 | 2日間 (国内のみ添乗可) |
法令約款・国内添乗業務の2科目 |
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総合旅程管理指定研修 | 4日間 (国内・海外とも添乗可) |
法令約款・国内添乗業務・海外添乗業務・添乗外国語の4科目 |
添乗員としてデビューするまでの流れ
まずは弊社にお電話かメールにてお問い合わせ下さい。
選考条件をクリアした方には弊社(もしくは都内)にて会社説明会を兼ねた面接を実施致します。そこで、お仕事の内容や給与、資格を取る為の研修日程など、今後の流れについてお話させて頂きます。『添乗員になってみたいけどちょっと不安という方、またお仕事内容について聞きたい』という方もまずはお気軽にお問い合わせ下さい。
まずは添乗員になるための基礎知識をつけるため講習を実施。弊社では、分かりやすく添乗経験豊富なスタッフが講習を担当します。少人数で行うため、一人一人が無理なく基礎知識をつけられる絶好の機会になっています。
ここで、添乗員になるための研修・試験を受け、合格すれば国内旅程管理主任者の資格が得られます。これは添乗員として働くための必須資格です。ここで合格するためのきめ細やかなフォローも行っておりますので、ご安心下さい。
研修制度
旅程管理主任者の試験に合格すると、修了書が発行されます。この資格は一生モノの自分の資格としてずっと持って頂く事が出来ます。
また弊社から主任者証もお渡ししますので、これが添乗員としての証になります。
添乗員になるための資格を取得した後は、まずは先輩添乗員の仕事に一緒に同行し、その中で仕事を覚えて頂きます。(個人差もありますが2回程度。時期によっても異なります。)最初は覚える事が多くて大変ですが、無理なく自分のペースでスキルアップしていく事が可能です。まずは日帰りバスツアーから慣れて行きましょう。
実地研修終了後、一人でお客様を案内できるようになったら、ようやく添乗員としてデビューです。早い方だと、エントリーしてここまで約1週間程度でデビューする方もいます。ここからが添乗員としてのはじまりです。初めは行ったことのない場所ばかりで不安も多いでしょうが、弊社の自慢はきめ細やかなフォロー。添乗中に困ったことがあっても、いつでも相談・アドバイスが出来るので、安心して仕事をして頂けます。国内添乗の内容は、日帰りバスツアーから、宿泊コース、JR・AIRコースなど様々です。日本全国、様々な観光地に行くことができ、その土地ならではの郷土料理を味わえたりと、他では味わえない添乗員ならではの体験も出来ますよ。
国内添乗に自信を持って取り組めるようになってきたら、希望者は海外添乗も視野に入れていきましょう。海外添乗にもまた資格取得が必須ですので総合旅程管理の研修・試験を受け、資格を取得します。
(※希望者でお時間にゆとりのある方は国内旅程管理主任者研修の際にまとめて受講し、取得することも可能です)
国内添乗同様、海外添乗員になるためにも海外での実地研修が必須条件となっております。他社ではこの研修の為に莫大な費用がかかってしまう所もありますが、弊社では添乗員に無理のない形で海外実地研修が出来るよう配慮しております。
海外実地研修後、晴れて海外添乗員としてのデビューです。海外のフィールドは世界中すべてです。国内添乗とはまた違った魅力でいっぱいです。海外でも自信を持って案内出来る添乗員になれるよう、まずは国内でしっかり基礎を学びましょう!